「うわー、何やってんの??」……と、驚いたフリをしてみる。ここは近所からいくつか離れた場所にあるコンビニ。そこで、中学の同級生だった孝平がバイトをしていることは、夏休みの頃から知っていた。 近所ではなく、わざわざちょっと離れた場所でバイトを始めた理由を知っていたあたしは、なるべくここには近寄らないようにしていたのだ。 避けていたはずの彼に会いに行ったのは、とある噂を聞いたからだった。友人の枠を抜け出せない、一歩踏み出すまでいかない、一方通行の恋愛話。(他サイトでも掲載済)
更新:2016/9/26
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「……落ちれば良かったのに」 (……今の、あたしのことだよね?)さっきの声は低く、小さなものだったけれど、それでも、彼の声にはよく耳を澄ましているから、聞き間違いをしたなんてありえない。 案の定、あたしたちの後ろから音楽室に入ってきたのは、 ―――――あたしの好きな人だった。(他サイトでも掲載済)
更新:2016/9/24
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「人魚姫」 そう呼ばれる度に、叶わない恋を思って泣きたくなる。 どうして、あなたじゃなきゃ駄目なんだろう? 昔、海で助けた男の子が好きなのは、助けたあたしじゃなくて、優しいお姫様。お姫様のために泳ぎを覚えた王子様は、今度の合宿でお姫様に告白するらしい。あたしの想いには気が付かずに。 (想いに気が付かないのはどっちだ、と突っ込みながら王道突っ走ります!)
更新:2015/8/23
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「それで?」 こういうときの直感は、嫌なくらいよく当たる。それがわかっているから、あたしは音に向かって、笑顔を向けた。 追い詰めないように、意識して柔らかい声を出す。少し視線をそらし、出来るだけ彼の負担にならないように。 別れ話を笑顔で受け入れた杜和子。自分から別れ話を切り出したのに受け入れられない音。2人とその周りの人々の視点で繋がる、すれ違った心の行方は?
更新:2015/8/19
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幼馴染と親友を手放したくなくて、幼馴染の友人と付き合いだしたのは、いつのことだったろうか。実は、何もかもお見通しだった彼女に、急に胸騒ぎを感じる彼氏のひとコマ。(他サイトでも掲載済)
更新:2016/1/7
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「え? 3週間?? ってことは、あと1週間経ったら、1ヶ月?」自然消滅でも狙ってるのかと思うくらいの期間よ、と付け加えられて、あたしはガクリと首を落とした。今までも、青木先輩とあたしは頻繁に喧嘩をしているので、喧嘩自体は特に問題ない。ただ、これまでと決定的に違うのは、仲直りまでの期間だった。。(他サイトでも掲載済)
更新:2016/1/7
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方や、前期図書委員長の肩書きを持つ、受験真っ只中の先輩。方や、後期図書委員長の肩書きを持つ、健気片思い中の後輩。そんな関係が、もう3ヶ月も続いている。とある日の放課後の図書室にて。
更新:2016/1/9
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昔からずっと忘れられなかった歌がある。 その歌声の正体と、心に残る思い。 ※恋愛未満、というか、なんというか。
更新:2015/8/21
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